過去の活動など

リスクコミュニケーション部会

食科協の活動方針である「食品保健に関するリスクコミュニケーションの推進」を具現化するため、リスクコミュニケーションへの理解と普及の推進活動をしています。
具体的には「食の安全・食品保健に関する情報提供と相互理解」を目的に、時事的な話題などをテーマに意見交換会やワークショップを主催するとともに、各種団体からの要請に基づき講師・コーディネーター派遣などに協力をしています。
又、リスクコミュニケーションのあり方について話題になったことを契機に、関係する用語の検討、人材の養成、ツールの開発などをテーマに活動をしていきます。
主な活動は次のとおりです。
1、 食の安全に関するワークショップ等の開催
2、 各種団体等からの要請に基づく会員の派遣
3、 リスクコミュニケーションのあり方等の研究等への参加
4、 その他
以下に今まで行われてきたリスクコミュニケーション部会の活動をご紹介します。
平成 22 年度
4 月 13 日 「食の安全ナビ検定」関係 打合せ会 平成 22 年度事業に関する打合せ
於:ホテルグランピア市ヶ谷
6 月 23 日 「食の安全ナビ検定」関係 打合せ会 食の安全ナビ検定の進め方について
於:食科協事務室
7 月 食科協ホームページに「食の安全ナビ検定」をアップ
8 月 18~19 日 こども霞ヶ関デー「食の安全ナビ検定」コーナー参加

於:厚生労働省講堂
平成 21 年度
1 月 29 日 新リスクコミュニケーション体験ワークショップその 2「クイズ食品添加物」
於:東京都中小企業振興公社
概要
食科協は平成21年度関澤研究協力事業として、新リスクコミュニケーション体験ワークショップその2「クイズ食品添加物」を平成22年1月29日に東京都中小企業振興公社会議室において次のプログラムで開催しました。参加者は食品衛生監視員ほか34名。
プログラム
座長 北村 忠夫(食科協常任理事)
講演
(1)新しいリスクコミュニケーション手法の趣旨と手順の解説 13 時 40 分~14 時
食品総合研究所特別研究員 関澤 純
(2)食品添加物に関するよくある Q&A 14 時~14 時 20 分
日本食品添加物協会常務理事 佐仲 登
意見交換 14 時 20 分~17 時
(1)グループごとの食品安全検定の体験と改良点の討論
(2)グループごとの報告
休憩
(3)全体討論
(4)まとめ
(5)アンケート調査
(6)表彰式
閉会挨拶
2 月 22 日 厚生労働科学研究成果討論と関連研究勉強会
対象別の適切な教材及び人材養成プログラムの開発の研究協力者として参加
於:東京海洋大学品川キャンパス
10 月 22 日 ワークショップ
新リスクコミュニケーション体験ワークショップその1「クイズ輸入食品」
於:東京都中小企業振興公社
新しいリスクコミュニケーションツールの体験ワークショップ
-クイズと討論により正しい知識の習得を目指す-

1.趣旨
クイズと話し合いを通し食品安全への関心を深め、問題に挑戦し討論する中で正しい知識に到達することを目指す、新しい参加型リスクコミュニケーションツール(仮称:食品安全検定(課題ごとの Q&A 採点方式))を体験し、この方式の長所短所について討論する。将来は、消費者や食品事業者等との対話・意見交換等の場におけるコーディネーターやファシリテーターのツールとして活用することを目的とする。
2.プログラム
(1)開催日時 平成 21 年 10 月 22 日(木)13 時から 17 時
(2)場所 (財)東京都中小企業振興公社第1会議室
(3)講演、ツールの体験及び討論(意見交換)
挨拶 「食科協」理事長 林 裕造
座長 「食科協」常任理事 北村忠夫
(1)講演 (13 時 40 分~14 時 40 分)
新しいリスクコミュニケーション手法の趣旨と手順の解説
(独)食品総合研究所特別研究員 関澤 純
休憩 (14 時 40 分~15 時)
(2)グループごとの食品安全検定の体験と改良点の討論 (15 時~16 時 10 分)
(3)グループごとの報告と全体討論 (16 時 10 分~50 分)
(4)まとめ (16 時 50 分~17 時)
(5)アンケート調査
3.閉会 (17 時)
平成 20 年度
2 月 20 日 関澤研究班ワークショップ 分かり易い食品安全用語の作成のための意見交換会
3 月 10 日 沖縄県食の安全安心意見交換会 輸入食品の安全を考える 講師派遣
於:沖縄県庁講堂
3 月 17 日 関澤研究班ワークショップ
地域住民の相互理解と信頼構築のためのリスクコミュニケーション
ワークショップ「地域住民の相互理解と信頼構築のためのリスクコミュニケーション」の概要
関澤研究班ワークショップ平成21年3月17日、東京都中小企業振興公社会議室において次のプログラムで開催した。参加者は約60名。
地域住民の相互理解と信頼構築に向けた自治体の取り組み例を、まず、東京都、兵庫県、宇都宮市から紹介していただき、ついでグループごとに、食品安全に関わる実践的な課題である賞味・消費期限の理解と食品の回収や廃棄、地産地消と産地偽装の関係などについて、いくつかの対応の選択肢を用意し、それぞれの長所短所、あるべき方向について検討しました。参加者は北海道、長崎県等の食品衛生監視員44名。
講演会(話題提供) 座長:北村忠夫(食科協常任理事)
(1)リスクコミュニケーションにおける自治体の役割
食品安全委員会リスクコミュニケーション専門調査会委員
中村 憲久(東京都福祉保健局健康安全部食品監視課長)
(2)自治体における取組みの事例
東京都のリスクコミュニケーション事例「食の安全調査隊」
東京都福祉保健局健康安全部健康安全課 舘山 優乃
兵庫県のリスクコミュニケーションについて
兵庫県健康福祉部健康局生活衛生課 荻野 暢子
宇都宮市における取組の事例
宇都宮市保健所生活衛生課 関 哲
意見交換会(グループ討論)
座長:北村忠夫(食科協常任理事)
講師・アドバイザー:関澤 純(徳島大学教授)
ワークショップの趣旨と討論の進め方 講師:徳島大学教授 関澤 純
関澤教授が講演の中で例示したテーマの中から、各グループがそれぞれのテーマを定め、約 90 分間討論した後、グループごとの報告を行いました。
<Aグループ 9 名> テーマ:伊藤ハム自主回収事件例
<Bグループ 9 名> テーマ:賞味期限切れ食品を販売するのは法律違反か?
<Cグループ 9 名> テーマ:事故米報道について
<Dグループ 9 名> テーマ:期限表示と違反食品
<Eグループ 8 名> テーマ:伊藤ハムのコンプライアンスについて
8 月 15 日、18 日 関澤研究班研究協力会議 関澤研究班への協力について検討
於:食科協事務室
9 月 16 日 関澤研究班研究協力会議 食品安全ナビゲーター人材養成プログラムについて
於:(財)日本健康・栄養食品協会
平成 19 年度
1 月 27 日 ヘルシー船橋フェア
食の安全・安心に関するリスクコミュニケーション 講師派遣
於:船橋東部デパート
2 月 16 日 大分県食品衛生監視員等研究発表会
リスクコミュニケーションと食の安全・安心対策 講師派遣
於:大分県庁
7 月 26 日 大分県食の安全確保推進本部意見交換会
食の安全と安心 -なぜ不安なのかー 講師・コーディネーター
9 月 9 日 食の安全リスクコミュニケーション(食品安全委員会・千葉県等)
輸入食品の安全確保及び残留農薬のポジティブリスト制度について
意見交換会コーディネーター参加
於:ポートプラザ千葉
10 月 29 日 沖縄県食の安全安心意見交換会
食品の表示について(食の安全とリスクコミュニケーション)講師派遣
於:沖縄県庁講堂
11 月 10 日 ヘルスクレーム勉強会(意見交換会) 食品の栄養及びヘルスクレームについて
-日本及び欧米の現状、コーデックスの検討状況―
於:全麺連会議室

第29回江東区民まつり

第29回江東区民まつり参加報告
平成23年度の第29回江東区民まつり中央まつりが10月15日(土)、16日(日)の両日都立木場公園において開催されました。
 会場内の「ふれあい広場」には、区民ふれあいステージ、子どもフェスティバルなどとともに、NPOコーナーが設けられ、区内の16NPO団体(食科協含む)が出展し、各NPO団体の活動状況の紹介などを行いました。
 区民祭りは土曜日は晴天に恵まれませんでしたが、のべ31万人(実行委員会公表)も参加する盛況でした。
 食科協のブースでは、10月16日に、天気予報が大いに外れて雲ひとつない晴天に恵まれ、関澤純、北村忠夫、榎元徹也、森田満樹(以上食科協)は何年かぶりでまつりに参加しました。東北の皆様を支援する活動もあり大変な活況に圧倒されました。なれない準備でしたが、親子連れを初めとして多くの方が食の安全検定ナビクイズサイトにも来られて楽しい一日でした。食品添加物や食品の取り扱いに関するクイズのほかに、放射能に関する基礎知識に関する話題も提供できました。

第22回江東区民まつりNPOコーナーへの参加報告
 平成16年度の第22回江東区民まつり中央まつりが10月14日(土)、15日(日)の両日都立木場公園において開催されました。
 会場内の「ふれあい広場」には、区民ふれあいステージ、青空囲碁教室などとともに、NPOコーナーが設けられ、区内の13NPO団体(食科協、水辺と生物環境保全推進機構、江東子ども劇場、子どもの放課後を豊かにする会、えこ・あくしょん江東、フォーエヴァーグリーン、街守、くらし助け合いの会江東しあわせ、アルバ、国際協力サークル、スペシャルオリンピック、東京パークレンジャーズ、NPO協議会)が出展し、各NPO団体の活動状況の紹介や子供用クイズラリーなどを行いました。
 区民祭りは2日間とも晴天に恵まれ、のべ40万人(実行委員会公表)も参加する盛況でした。 食科協のブースでは、松山理恵子(食品保健指導士)、伊藤蓮太郎、三原 翠、呂 秀豊(以上、食科協)の各氏が参加し、食品安全委員会、厚労省、江東区等から提供して頂いたパンフレット、チラシ(O157食中毒の予防、アレルギー表示、健康補助食品のJHFAマーク等)の配布を行い、食品の安全確保や健康食品の適切な摂取に関する知識の普及、それらが重要であることの呼びかけ等を行いました。
 子供達のクイズラリーでは、「食品安全(食事のとき、料理のとき)に必要なことはなに? 答え:(1)手を洗うこと (2)顔を洗うこと」のQAを通じ手洗いの重要さを強調しました。 (伊藤 蓮太郎)

食品マネジメントシステム部会

食品マネジメントシステム部会は、ISO のマネジメントシステムを食品企業に取組んで、経営システムとし、経営を向上させることを目指しています。
各種のマネジメントシステムを勉強しながら、総合マネジメントシステムの構築を試みたいと思って活動しています。 担当理事:三原 翠
第 10 回 『ISO22000 の規格とその解釈』
開催年月日 2004 年 07 月 30 日
演者 渡邊清孝
第 09 回 『総合マネジメントシステムの構築 (1)』
開催年月日 2004 年 06 月 18 日
演者 三原 翠
第 08 回 『食品安全性マネジメントシステム』
開催年月日 2004 年 04 月 23 日
演者 伊藤連太郎、三原 翠
第 07 回 『CSR 企業の社会的責任の必要性と MS』
開催年月日 2004 年 2 月 13 日
演者 三原 翠
第 06 回 『情報セキュリティマネジメントシステム』
開催年月日 2003 年 09 月 12 日
演者 岡田政紀/(株)日本情報セキュリティ機構社長
第 05 回 『食品安全マネジメントと HACCP』
開催年月日 2003 年 07 月 11 日
演者 向井征二/オービス環境マネジメント研究所代表
第 04 回 『環境マネジメントシステムの理解 (3)』
開催年月日 2003 年 06 月 20 日
演者 三原 翠
第 03 回 『環境マネジメントシステムの理解 (2)』
開催年月日 2003 年 05 月 23 日
演者 三原 翠
第 02 回 『環境マネジメントシステムの理解 (1)』
開催年月日 2003 年 04 月 18 日
演者 三原 翠
第 01 回 『食品総合マネジメントシステムを目指して』
開催年月日 2003 年 02 月 28 日
演者 三原 翠